Пётр Валенти́нович Турчи́н「國家興亡の方程式 歷史に對する數學的アプローチ」2003
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地政學 (Geopolitik)
Rondall Collins による地政學模型
領土的資源の優位
國境の配置 (marchland position) の優位
帝國の過剩擴張 (imperial overstretch)
兵站的負擔 (logistic loads) の增大
code:mmd
flowchart TB
A -- + --> R -- + --> W
A -- + --> L -- - --> W
A -- - --> P -- + --> W
W -- + --> A
$ A=c_1 W
$ c_1: 戰爭の勝利を平方 km 單位の領土へ變換する爲の比例定數
$ R=c_2 A
$ c_2: 人口密度がほぼ一定であれば、面積の增大は稅收と新兵を齎す、人口の增大を意味する
$ W=c_3 R-c_4
$ c_3: 資源を國力に變換する爲の比例定數
$ c_4: 打ち負かさなくてはならない敵國の國力
中心からの距離$ rに於ける國力$ P_0 L(r)
$ P_0: 中心に於ける國力
$ L(r): 兵站距離乘數。$ L(0)=1。$ L(\infty)=0
$ L(r)=e^{-\frac r{c_5}}
$ c_5: 距離と共に勢力がどれだけ急速に減少するか
更に$ A\propto r^2とすると、$ L(r)=e^{-\sqrt A c_7}
$ \dot A=cAe^{-\frac{\sqrt A}h}-a
$ c: 國家の資源を地政學的な勢力に變換する係數
實際には集合的連帶の函數
$ h: 勢力が及ぶ空閒規模
$ a: 後背地からの地政學的壓力 (定數と假定する)
小さい平衡點$ A_1は不安定だが、大きい平衡點$ A_2は安定する
$ A_2で安定した帝國の崩壞を說明しない
Robert A. Hanneman による「紛爭-支配の正當性」力學
正當性は威信の結果として時閒遲れで生する
集合的連帶
エスニシティ
民族的アイデンティティの感覺であって、人々の集團による文化の任意の側面の主觀的、記號的、象徵的利用から構成され、內部結束を作り出し、自分たちを他の集團と區別するためのもの。
例へば、二つの宗派が他のすべての文化的特徵 (方言、遺傳的表現型、物質文化など) を共有してゐても、「彼ら」から「われわれ」を區別する方法として宗敎共同體の歸屬を利用してゐる場合、二つの別個の民族であるとみなされる。
エトノス (ethnos)
ロシアの民族學からの輸入槪念
人々の安定した集まりであって、特定の領域內で歷史的に發展したもの。エトノスのメンバーは、共通の、比較的安定した言語的、文化的、および心理的特徵を有する。さらに彼らは、他の同樣な人閒の集まりとは差異化されたものとして自分たちの一體性を意識し (自己認識)、それが彼らのエスノニム (民族名) に反映されてゐる。
エトノスは大まかに言って近代の國民國家に對應する民族のレベルに使はれるのが普通
同一のエトノスの中の異なるサブエトノスは、獨特の方言によって特徵づけられることが多い。
メタ民族的なアイデンティティは、同一の大規模な國家 (あるいは、帝國) との過去または現在の關聯附けの結果として生じることが多い。
エトノスに基づいた術語を使ふことによって、ナショナリズムよりも前に國民國家が存在したのがどうかといふ議論も避けることができる。つまり、古典期のアテネ人はイオニア人でもあり、古代ギリシャ人でもあった。
集合的連帶感の强さは、民族規模に應じて變化するのが普通
エトニー (ethine)
フランスからの輸入槪念
名前のある人閒の個體群であって、共通祖先の神話を持ち、歷史を共有し、一つ以上の文化要素を共有し、母國とのつながりを持ち、また少なくとも elite の閒ではある程度の連帶感があるもの
水平、すなはち貴族的なエトニー
垂直、すなはち庶民的なエトニー
elite の下位階層が elite に抱く連帶感はさまざまだ
集合的連帶は民族の規模だけでなく、社會經濟階層によっても變化し得る。
Ibn Khaldun のアサビーヤ (asabiya) 理論
アサビーヤ (asabiya)
自分自身を防禦し、抵抗を行ひ、自分自身を保護し、そして要求を主張する能力
原義「父方の親族へ共通の利害を作り出す」
より高レベルの集團が分解してしまはないためには、そのアサビーヤが低レベルの集團のアサビーヤを合はせたものよりも强くなくてはならない
集團の支配權は、利用可能なアサビーヤの制禦權を最も强力かつ最も自然に要求できる家族 (血筋) に與へなくてはならない
充分な强さのアサビーヤをコントロールできるリーダーのみが、王朝を設立できる
アサビーヤの高い沙漠の民は、アサビーヤの低い文明化された人々を征服し、彼らを支配する王朝 (國家) を創立する。しかし、文明化された生活といふ條件の下で、アサビーヤの衰退は避けられない。約 4 世代で、派閥抗爭の結果として國家が崩壞するレベルにまでアサビーヤは低下する。この時點で、文明化された地域は沙漠の民に再び征服されることになる。
「沙漠」の生活はいつだって生存に對する鬪爭である。したがって協力の必要性がアサビーヤを育む條件を作り出す。
「文明」社會は多數の人々をコントロールする。大量の勞働力が利用可能となるため、その一部を「文明の利器」やぜいたく品 (すなはち、必需品以外のもの) の製造に振り向けることができる。このやうなぜいたくは、墮落を引き起こすといふ形で報いを受ける。
Gumilev のパッショナリティ (passionarity) 理論
政體にはそれぞれコアエトニーが存在し、コアエトニーの特性が政體の成否を決定する。
民族形成 (ethnogenesis) のプロセスと、集合的連帶の增大との閒に密接な關係がある
個人が連帶的にふるまふ能力、すなはち、共通善のために個人の利益を犠牲にする能力
社會關係資本 (social capiotal)
結合的 (排他的) | 架橋的 (包括的)
個人の集まりが集團といふわけではない。集團は、そのメンバーが集團外部の個人を集團內部の個人と分離する (「われわれ」と「彼ら」) 假想的な境界を引くために構成される。
最初は個人閒の相互作用から集團の動態を推論し、そして次に集團閒の相互作用から政體の動態を推論するのである。
集團のメンバーは、そのふるまひを行ふ個人に費用を課すが、集團レベルの利益をもたらすをもたらす連帶的ふるまひを行ふ能力がある (連帶的ふるまひを利他的ふるまひと區別してゐる。後者は他の個人の利益となるが、前者は集團全體の利益となる)。連帶的ふるまひと利他的ふるまひは合理的ではなく (これらは合理性を超えた (extrarational) ものである)、計算ずくの私欲に基づかず、規範に基づくものである。したがって、人閒の動機は私欲によるものだけではない (しかし私欲が非常に大きな部分を占めることもあり、また一部の人閒にとってはこれがすべてである)。
非常に高いアサビーヤの集團であっても、純粹に無條件の利他主義から成り立ってゐることは期待すべきではない。
違反者に對する罰にも幾分か依存してゐる
meta エトニー邊境理論
サブエトニー⊂エトニー⊂メタエトニー
エトニーと政體が動的に相互作用しながら存在する
國家が國民を作り出すのでもあるし、國民性 (nationality) がその周圍に國家を構築するのでもある
メタエトニー斷層
邊境は嚴しい淘汰壓をもたらし、それによってアサビーヤの低い弱小集團は分裂し、より强力な集團へ取り込まれる。高いアサビーヤを持つ集團は擴大し、最終的には本格的なエトニーとなる (さらに强力な集團と遭遇して屈服しない限りは)。
メタエトニー斷層と一致する地域において、激しい文化的發展が生じ、それによってアサビーヤの增大した集團がもたらされる。
新たなサブエトニーの形成。民族形成
新たなサブエトニーは、(數的にも領土の意味でも) 成長するにしたがって、自發的あるいは强制的なメカニズムによって、民族的に類似した他の近隣集團を同化して行く。
最終的に新しい帝國が生まれ、地政學的な制約によって定まる制限まで擴張する。
新たな帝國は當初、高い連帶感を持つエリートたちによって統治され、國內の平和を維持することに成功する (すべての戰亂は、邊境へ移轉される)。結果として、中心部の人口密度は生產量技術によって定まる限界値にまで增加する。住民が外部からの脅威にさらされず、また內部競爭が增加することの結果として、帝國の中心部におけるアサビーヤは減少し始める。
アサビーヤの規模擴大を可能とする文化的構造
宗敎
集團內と集團外とのはっきりとした境界
平準化制度 (慈善活動、キリスト敎における單婚制)
强力な規範とメタ規範 (規範の强制)
集團內部での利他的なふるまひ
長子相續法
國土の分裂を防止するメカニズム
社會全體にわたる男性の社會化
內亂 (小規模集團閒の紛爭) の起こってゐた社會は、親類關係にある男性から構成される小規模の「同朋的利益」集團に支配されてゐた
男性の親類關係を橫斷した軍事制度を築くなど、男性を社會化することを重要視した社會は、內亂を抑へ込むことができてゐた。
そのやうな社會は、外部との戰亂 (大規模な集團閒の紛爭) に勝利する確率がはるかに高かった。
年齡組 (age set)。警察社會 (police society)。民兵訓練。義務徵兵制度
$ \dot A=c_0 AS(1-\frac A h)-a
$ S: 集合的連帶の政體全體における平均レベル。$ 0<S<1
$ \dot S=r(A)S(1-S)
$ r(A)=\frac 1 A\int_0^A r(x){\rm d}x=r_0(1-\frac A{2b})
$ \begin{cases}\dot A=c_0 AS(1-\frac A h)-a \\ \dot S=r_0 (1-\frac A{2b})S(1-S)\end{cases},$ A>0,$ 0<S<1
$ 2b>\frac h 2: 平衡點は小さな擾亂に對して安定
$ 2b<\frac h 2: 平衡點は不安定。人口動態は、初期勢力$ A(0)S(0)が閾値より上である場合、一囘限りの活況・沈滯 cycle を示す
民族運動學 (ethnoknetic)
自己触媒モデル
$ C: コエエトニーの人口に占める割合
$ P:=1-C: 周緣エトニーの人口に占める割合
$ p_0=r_0 C: 個人が (單位時閒あたり) 周緣からコアのアイデンティティへスイッチする確率
$ p_1=r_1 P: 個人が (單位時閒あたり) コアから周緣のアイデンティティへスイッチする確率
$ \dot C=r_0 CP-r_1 PC=(r_0-r_1)C(1-C)
$ \dot C=rC(1-C)
人口構造理論
稅收增加能力を上囘る永續的な價格 inflation を引き起こす。さらに、增大した人口は軍隊の擴大と費用の增加をもたらす。したがって國家は、エリートや一般民衆からの抵抗にもかかはらず。稅收の擴大を圖るほかなくなる。しかし、いくら歳入の增加を試みても、歳出增大の惡循環を打ち消すことはできない。したがって、いかに急激に稅率を引き上げても、國家が財政危機に直面した狀態は變はらない。
人口の急速な膨張によってエリートの地位を望む人々の數が增えるとともに、國家財政からの負擔を求めるやうになる。またエリート閒の競爭が增大するため、報酬を奪ひ合ふ利益供與ネットワークが形成される。結果として、エリートたちは競爭と派閥抗爭によって引き裂かれて行く。
人口增加は農村部の窮乏、都市への移住、賃金の下落を招き、食糧暴動や賃金への抗議が頻發するやうになる。
急速な人口增加のもう一つの影響は、青年コホートの增大である。この人口セグメントは、動員されやすい傾向にあることに加へ、雇傭機會の欠乏によって特に大きな影響を受けるからだ。
エリートの競爭と民衆の不滿によって、ideology 的な紛爭が激化する。例へば近代初期のヨーロッパでは、反體制派のエリートと不滿を持つ職人たちが、幅廣く異端宗敎運動へ勸誘されていった。 $ {\rm MMP}_t=\frac{\bar W}{W_t}+\left(\frac{\bar W}{W_t}-1\right)U_t A_t
$ \rm MMP: 一般民衆の大規模動員ポテンシャル
$ W_t: 年代$ t(10 年ごと) における實質賃金
$ \bar W: 1,500〜1,700 年の期閒の平均實質賃金
$ U_t: ある 10 年とそれ以前の 20 年閒にわたるロンドンの成長の重みづけ平均
$ A_t: 30 歳以上の人口に對する 10〜29 歳の人口の割合
$ \begin{cases} \dot N=rN\left(1-\frac N{k(S)}\right) \\ \dot S=N\left(1-\frac N{k(S)}\right)-\beta N \end{cases}
$ N(t): 對象となる國家の時刻$ tにおける人口密度
$ S(t)\ge 0: その時點までに蓄積された國家の資源であり、單位は穀物の kg 數 (または t 數)
收穫逓減の假定
$ k(S):=k_0\left(1+c\frac S{s_0+S}\right)
$ k_0: 無國家狀態の環境収容力
$ c:=k_{\max}-k_0: 無限の資金が與へられた場合に$ kが向上可能な最大値
$ s_0:$ kの向上が$ Sに依存する度合ひ
$ \beta: 國家歳出率
階級構造
$ P: 平民 (農民) の人口
$ E: elite の人口
$ S: 蓄積された國家の資源
農民人口の增加は一人當たりの生產性の低下をもたらす (收穫逓減)
elite が農民へ負はせることのできる强制の量 (elite が生產者から收奪できる資源の割合)
elite 一人當たりの收奪可能な資源量は elite 數の增加にしたがって減少する
elite 家計を維持し子供たちを育てるために必要な資源量の閾値は、平民のそれよりもはるかに高い
歳入は、收奪された資源が elite (地代) と國家 (稅) との閒で分割される
elite は國家の歳入をさまざまな手段で着服する
國家の歳出は elite 數に對して線形に增加する
利己的 elite model
强力な國家の存在によって elite に平和が强制される
Ibn Khaldun の model
$ R: 平民から收奪される資源の量
$ \gamma R: 政府を支へる稅
$ (1-\gamma)R: elite を支へる地代
$ \mu:=\frac{(1-\gamma)R}E: elite 一人當たりの收入
$ \mu_0: ちょうど一人の elite を維持し再生するために必要な一人當たりの收入。$ \mu\ge\mu_0であれば elite 數は增大する
$ \mu_{\min}: elite が自分たちの地位にふさはしい最低限とみなす一人當たりの收入。$ \mu_{\min}\ge\mu_0
王朝の開始時には低いレベルで始まり、その後はある比率$ \sigma_\muで增加する
$ \mu\ge\mu_{\min}の場合、國家と elite が平和に共存する
寄生遊牧民 model
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elite 過剩生產
中流 elite の競爭
富のポンプ
カウンターエリート
忠實さ競爭
cycle
世代 cycle
20〜30 年
二世代 cycle
父子 cycle
暴力を體驗してをらず暴力的な世代と、暴力の體驗を受けて暴力を控へる世代の循環
永年 cycle
200〜300 年
同期
異なる周期で動いてゐた地域同士が相互に作用する事によって同期する
https://www.youtube.com/watch?v=4ti3d3ls5Zghttps://www.youtube.com/watch?v=suxu1bmPm2g